永住ビザ
自分の技術・経験により申請するビザ。点数制(ポイントテスト) でEOI登録し、移民局よりビザ申請要請(Invitation)を受けた場合に申請・取得できる。
申請条件:- ポイント制・EOI:年齢、英語能力、職歴、資格などに基づいて規定以上のポイントを有し、EOI(ビザ申請希望登録)していること
- 年齢:18歳以上45歳未満
- 職業:技術職リストに載っている職業で、技術査定に合格していること
- 実務経験:申請時からさかのぼって24ヶ月のうち12ヶ月以上の経験があること
- 英語力:IELTS、TOEFL、PTE Academicなどの英語能力テストで指定されたスコアを達成すること
- ポイントテスト: ポイントテストで十分なスコアを達成し、Skill Selectシステムを通じてビザの申請の招待(インビテーション)を受けていること
- 年齢点: 若年層の申請者は通常、より多くのポイントを獲得します。
- 英語能力点: 高い英語能力を証明することで、より多くのポイントを獲得できます。
- 職歴点: 高度な職歴や経験を持つ申請者は、追加のポイントを獲得できます。
- 資格点: 特定の職業に必要な資格や学位を持つことで、ポイントを獲得できます。
- 地域での労働経験点: オーストラリアの地方や地域での労働経験がある場合、追加のポイントを獲得できます。
ビザ申請要請表明 (EOI) システム
雇用主がスポンサーとなって申請するビザ- スキルセレクト スキルセレクト:EOIは、移民局が管理するスキルセレクトと呼ばれるオンラインプラットフォームを通じて提出します。スキルセレクトは、移住希望者のスキルとオーストラリアの労働市場のニーズをマッチングするように設計されています。
- EOIの提出:オーストラリアへの技能移住ビザの申請を希望する人は、スキルセレクトにオンラインプロフィールを作成し、EOIを提出します。このプロセスにおいて、申請者はスキル、資格、職務経験、英語力、その他関連する詳細情報を入力します。
- ポイントテスト: EOIにはポイントテストが含まれ、応募者は年齢、英語力、職務経験、学歴などの要素に基づいてポイントを与えられます。最低必要ポイントを満たした申請者のみが、ビザ申請のための招待を受ける資格があります。
- 順位付け 提出されたEOIは、スキルセレクトシステムで得点に基づいてランク付け され、高得点のEOIが優先されます。
- 申請招待(Invitation To Apply): 定期的にオーストラリア政府は招待ラウンドを実施し、上位のEOIに該当するビザのサブクラスへの申請を招待する。招待状は申請者の職業需要とポイントスコアに基づいて発行されます。
- ビザ申請 査証申請:査証申請招待状(ITA)を受け取ったEOI登録者は、指定された期間内に正式な査証申請書を提出する。これらには、EOIに記載された情報を裏付ける詳細な書類の提出が含まれます。
雇用主指名ビザ
雇用主がスポンサーとなって申請するビザ申請条件:
経験:雇用主指名職業リストにある職業で十分な資格と経験があること
年齢:45歳未満
英語力:IELTS、TOEFL、PTE Academicなどの英語能力テストで指定されたスコアをete得ていること
その他:長期就労ビザなど指定のビザで2年以上働いていること、指定職業で技術査定に合格し3年以上の実務経験があることなど
事業関連ビザ (ビジネスオーナー、事業役員、投資など)
自営のビジネスで輝かしい業績のある場合、オーストラリアで起業・投資などをするためのビザ。まず4年の一時滞在ビザを取得し、オーストラリア国内で起 業・投資等をし条件を満たせば永住ビザを申請取得することができる。規定は大変厳しく、英語力、資産力、以前のビジネスの内容等が審査の対象となる。州政府がスポンサーとなる場合これらの条件が多少緩和される。家族関連ビザ (親呼び寄せ、配偶者ビザ、婚約者など)
親ビザオーストラリアに在住の子供がスポンサーとなって親を呼び寄せるためのビザ。ただしスポンサーとなるには、半分以上の子供が永住権又は市民権を持ってい るという必要がある ( ファミリーバランステスト ) 。年間ビザ発給数が決められているので、かなり長い年数がかかる。この長期の待ちをスピードアップするために寄付金制付き (Contributory) ビザが 2003 年より導入された。
配偶者ビザ
スポンサーとなるオーストラリア国民又は永住者との関係が①結婚、②デファクト(事実婚)、③同性同士の事実婚により申請できる。
婚約者ビザ
結婚を前提として申請するビザ。申請はオーストラリア国外からになる。ビザ取得後9ヶ月以内に結婚し、その後配偶者ビザを申請する。